Laboratory of Landscape

村上修一研究室

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霞堤の研究 

霞堤とは,所々が切れており不連続である堤防のことです。

<参考>大熊孝(1987)霞堤の機能と語源に関する考察:第7回日本土木史研究発表会論文集:P.257-266

左図のように連続する堤防の場合,堤内地(まち)と堤外地(川)とが明確分かれている状況となります。しかし,右図のように堤防が不連続な霞堤の場合,まちと川とが堤防のすき間をとおして近しい状況にあることが予想されます。



この仮説をもとに,霞堤をとおしてまちと川との関係の有り様を探る研究を行っています。

この写真は土器川の水辺の楽校公園において撮影したものです。画面の左側に堤防が見えます。一方,画面中央の樹林の右側から堤防が顔を出していますが,さらに右側の高木のところでは堤防が無く,河道内の樹木等が見えています。この公園の一部は左側と右側の2線の堤防の間にあります。
more information

村上修一(2022)不連続な2線の堤防の間にある公園緑地の空間的特徴-重信川の霞堤3例に対する現地踏査報告:都市計画報告集21(2):102-106

村上修一(2022)霞堤はまちと川との近しい関係を創出するか?-土器川において公園として利用される霞堤3例の現地踏査報告:都市計画報告集No.20:405-408

村上修一(2021)国内48水系296箇所の霞堤における土地被覆と土地利用-まちと川との近しい関係を創出する霞堤の可能性に着目して:都市計画報告集No.20:162-166
本研究は,人間文化研究機構 総合地球環境学研究所の共同研究員として,「Eco-DRRプロジェクト」の一環で行っています。
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